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冬の感染症シーズン到来への予防

これからの季節、特に冬にかけては、高齢者の方が重症化しやすい、あるいは命に関わる病気や健康リスクが数多くあります。

予防すべき主な疾患やリスクは以下の通りです。

1. 感染症(特に呼吸器系と消化器系)

低温と乾燥を好むウイルスが活発になるため、高齢者は特に重症化しやすいです。

【インフルエンザ・肺炎】

 * リスク: 高熱や全身倦怠感だけでなく、肺炎を合併して重症化するリスクが高いです。

  * 予防方法

①ワクチン接種(インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン)。⇨外来予約をスタンプするのはどうか?

②手洗い、うがい、マスクの着用を徹底する。

③室内の加湿(湿度50〜60%を目安に)。

【ノロウイルスなどの感染性胃腸炎】

リスク: 激しい嘔吐や下痢により脱水症を引き起こしやすく、また、嘔吐物による誤嚥性肺炎や窒息にも注意が必要です。

 * 予防方法

①調理前後や食事前の手洗いを徹底する。

②食材(特にカキなどの二枚貝)を十分に加熱する。

2. 循環器系の疾患

急激な温度変化が、血管や心臓に大きな負担をかけます。

【 ヒートショック(虚血性心疾患、脳卒中など)】

  * リスク: 暖かい場所から寒い場所へ移動した際の急激な血圧変動により、心筋梗塞や脳梗塞、不整脈などを引き起こし、特に浴室内での溺水事故につながることがあります。

* 予防方法

①脱衣所や浴室を暖めておくなど、家の中の温度差を小さくする。

 * 41度以下のぬるめのお湯に短時間で入浴する。

 * 入浴前後の水分補給をしっかり行う。

【低温による健康リスク】

高齢者は寒さを感じにくくなったり、熱を作り出す筋肉量が減っているため、体温調節がうまくできないことがあります。

 {低体温症}

* リスク: 意識障害や呼吸停止など、命に関わる状態です。屋内でも、暖房の不十分な環境などで発症することがあります。

 * 予防

 ① 暖房を適切に使用し、室温を20℃程度に保つ。

 ② 特に夜間や明け方の冷え込みに注意し、暖かい服装や寝具を使用する。

 ③ 体を温める食事を摂る。

{ 隠れ脱水}

リスク: 冬は喉の渇きを感じにくく、水分摂取量が減りがちです。脱水は血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます。

予防

  •  喉が渇いていなくても、意識的にこまめに水分補給を行う。

【その他】

・冬季うつ:日照時間の減少により気分が落ち込みやすくなることがあります。

・皮膚の乾燥・低温やけど:空気が乾燥するため皮膚トラブル(かゆみ、褥瘡など)が起こりやすく、また感覚が鈍くなり湯たんぽなどによる低温やけどにも注意が必要です。

・ 誤嚥・窒息:特に年末年始の餅など、喉に詰まりやすい食品による窒息事故が増加します。小さく切って、ゆっくりよく噛んで食べるよう注意が必要です。

これらの予防には、日頃からの規則正しい生活、バランスの取れた食事、そして適度な運動で免疫力と体力を維持することが基本となります。

また、ご家族や周囲の方の見守りも非常に重要です。

当院では、予防医学に力を入れており、各種予防接種も行なっております。

冬の感染症シーズン到来までに予防接種のご予約をお早めに!!