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肩こりが治らないのはなぜ?原因と改善方法を医師が解説

湿布を貼っても、マッサージに行っても、しばらくするとまた肩がこってくる。そんな「治らない肩こり」に悩まされている方は少なくありません。

肩こりは、首から肩甲部にかけての筋肉のこわばり感や重だるさ、鈍い痛みなどを指す言葉です。ときに緊張型の頭痛を伴うこともあります。この記事では、姫路市広畑の【石橋内科】が、肩こりがなかなか治らない背景にある原因と、改善のために知っておきたい治療の考え方を解説します。なお、症状の感じ方や経過には個人差がありますので、気になる症状が続く場合は自己判断せず医療機関にご相談ください。

肩こりに悩む人は実はとても多い

肩こりは決して珍しい症状ではありません。何らかの自覚症状がある人は、人口1,000人あたり305.9人にのぼるとされています。その中でも、女性では肩こりが、男性では腰痛がもっとも多い自覚症状として挙げられています。また、肩こりは中高年層に発症頻度が高いことも知られています。

「自分だけがこんなに肩がこっているのでは」と感じている方も、実際には多くの方が同じような悩みを抱えているのです。

肩こりが治らない、考えられる原因

肩こりの原因は、大きく分けて2つのタイプがあると言われています。

①何らかの病気に伴って起こる肩こり(症候性)

内科的な疾患や整形外科的な疾患など、他の病気が背景にあって肩こりとして現れているケースです。このタイプは内科・整形外科をはじめ、複数の診療科にまたがって関わることが多いとされています。

②特定の病気を伴わない肩こり(原発性)

明確な病気が背景にあるわけではなく、日常生活の中の要因が積み重なって起こるタイプです。危険因子としては、次のようなものが挙げられます。

  • 不良姿勢(猫背や前かがみの姿勢など)
  • 運動不足による筋力低下
  • 不適切な運動
  • 過労
  • 寒冷(体の冷え)
  • ストレス
  • 加齢

多くの方が悩む「マッサージをしてもすぐ戻ってしまう肩こり」は、この原発性のタイプであることが多いと考えられます。

なぜ肩こりの痛みは起こるのか

肩や首の筋肉、腱に何らかの原因で過度な負荷がかかり続けると、筋肉の緊張状態が持続します。すると筋肉が酸素不足の状態になりやすく、それが痛みを引き起こす一因になると考えられています。実際に、肩こりのある方では、動作時に筋肉への酸素供給が低下していると考えられています。

つまり、こわばった筋肉をそのままにしておくと、血流の悪化と緊張が悪循環し、なかなか治らない肩こりにつながってしまう可能性があるということです。

肩こり改善のためにできること

肩こりの治療・改善には、次のようなアプローチがあると言われています。効果の感じ方には個人差があります。

姿勢の見直し

日常動作や仕事中の姿勢を見直すことが第一歩です。作業をする椅子の高さや、扱う器具の配置を工夫することも大切とされています。下肢の左右差や腹筋力の低下など、姿勢に影響する要因が背景にある場合もあります。

筋力の強化

首や肩関節まわりの筋力が低下すると、関節の不安定さが肩こりの一因になりうると考えられています。周囲の筋肉を鍛えて安定性を保つことも改善につながるとされています。

物理療法

温熱療法によって筋肉の緊張をやわらげる方法や、頸椎牽引療法、トリガーポイントブロックなどが用いられることがあります。

日常生活での工夫

  • 同じ姿勢を長時間続けない。仕事の合間に休憩をとり、首や肩まわりの筋肉を休ませる
  • 前かがみの姿勢は首の緊張を持続させやすいため、時折首や肩を動かして緊張をほぐす
  • 就寝時の枕の高さにも配慮し、首の自然なカーブを保つ
  • ストレスをためすぎないようにし、趣味の時間などでリラックスする
  • ウォーキングなど、20分程度の軽い全身運動を取り入れる

肩こりは首まわりだけの局所的な問題ではなく、体全体の状態が部分的な症状として現れている可能性もあると考えられています。全身を動かすことで、局所の血流改善も期待できるとされています。

薬物療法

症状に応じて、筋弛緩薬や抗不安薬、痛みを伴う場合はNSAIDs(消炎鎮痛薬)が用いられることもあります。薬の使用については自己判断せず、医師の診察のうえで相談することが大切です。

石橋内科でのご相談について

姫路市広畑の石橋内科・広畑センチュリー病院では、姫路の病院・内科として一般内科をはじめ、リハビリにも対応しています。肩こりの背景に他の病気が隠れていないかを確認したい場合や、姿勢・生活指導、リハビリを通じた改善に取り組みたい場合など、症状に応じたご相談が可能です。姫路で病院・内科・リハビリをお探しの方は、長引く肩こりを我慢せず、お気軽にご相談ください。

まとめ

肩こりがなかなか治らない背景には、不良姿勢や筋力低下、ストレス、加齢といった複数の要因が重なっていることが多いと考えられています。筋肉の緊張が続くことで血流が滞り、痛みが悪循環してしまうこともあります。姿勢の見直しや軽い運動、生活習慣の工夫で和らぐこともありますが、症状の感じ方や改善の経過には個人差があります。

セルフケアを続けても改善しない場合や、他の症状を伴う場合は、一度、姫路市広畑の石橋内科・広畑センチュリー病院にご相談ください。