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その頭痛、大丈夫?―片頭痛・緊張型頭痛と、見逃してはいけないサイン―

頭痛は、男女を問わず誰もが一生のうちに何度も経験する、身近な症状のひとつです。しかし、それが慢性的に、あるいは頻繁に起こる場合は、日常生活に大きな影響を及ぼし、生活の質(QOL)を著しく低下させてしまいます。今回は、代表的な頭痛のタイプと、見逃してはいけない危険な頭痛のサインについて解説します。

頭痛にもいろいろなタイプがある

頭痛にはさまざまな原因がありますが、なかでも多いとされるのが「片頭痛」と「緊張型頭痛」です。まずは、この2つの特徴を見ていきましょう。

頭痛の代表格「片頭痛」

片頭痛は、日常生活に支障をきたす病気のワースト3に入るともいわれるほど、生活への影響が大きい頭痛です。次のような特徴があります。

  • 頭の片側だけが痛む(片側性)
  • ズキンズキンと脈打つように痛む(拍動性)
  • 痛みの強さは中等度〜重度
  • 歩行や階段の昇り降りなど、日常的な動作で痛みが強くなる
  • 頭痛の発作中に、吐き気や嘔吐をともなうことがある
  • 光や音に敏感になる(光過敏・音過敏)

もうひとつの代表「緊張型頭痛」

緊張型頭痛は、頭痛の頻度そのものが高いのが特徴で、平均すると1か月に1〜14日ほどの頻度で起こるとされています。片頭痛とは異なり、次のような特徴があります。

  • 頭の両側が痛む(両側性)
  • 脈打つような痛みではない(非拍動性)
  • 痛みの強さは軽度〜中等度
  • 日常的な動作をしても、痛みが強くなることはない
  • 吐き気や嘔吐はともなわない

こんな頭痛は、すぐに医療機関を受診してください

・今まで経験したことがないような、突然発症した激しい頭痛

・頻度や程度が日ごとに増していく頭痛

・50歳以降になって初めて起こった慢性的な頭痛

・手足の麻痺、歩きにくさ、ろれつが回らないなど神経症状をともなう頭痛

・発熱や首の後ろのこわばりをともなう頭痛

女性と片頭痛 ― ホルモンとの深い関係

女性の片頭痛は、月経周期、妊娠、出産、授乳、閉経といった、女性ホルモンが大きく変動するライフステージと関連が深いことが指摘されています。

エストロゲンの急激な低下(消退)に加え、アルコールやカフェインの摂取、睡眠不足なども、片頭痛の誘因のひとつとされています。とくにエストロゲンの変動(ゆらぎ)が大きくなる閉経移行期には、一時的に片頭痛が悪化することがありますが、エストロゲンの変動が落ち着く閉経後には、症状が軽快していくことが多いといわれています。

頭痛の治療

急性期の治療には、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)が広く使われています。また、体質や症状に応じて、漢方薬が有効であったという報告もあります。頭痛のタイプや頻度によって適した治療は異なるため、自己判断で市販薬を使い続けるのではなく、一度医療機関で相談することをおすすめします。

つらい頭痛が続くときは、神経内科にご相談ください

石橋内科・広畑センチュリー病院の神経内科では、頭痛・めまい・しびれ・手足の震えといった症状のご相談に対応しています。「ただの頭痛」と思って我慢していたものが、実は治療で改善できる片頭痛や緊張型頭痛だった、というケースも少なくありません。くも膜下出血や脳腫瘍などが隠れていないかを確認するためにも、気になる頭痛がある方は一度ご相談ください。

医療法人社団 石橋内科

石橋内科:兵庫県姫路市広畑区東新町1丁目29/TEL 050-3613-2176

広畑センチュリー病院:兵庫県姫路市広畑区正門通4丁目2-1/TEL 050-3645-1580

神経内科のご案内:https://www.1484naika-century.com/neurology/