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【突然の介護】慌てないための準備 – ケアマネが教える最初の一歩

ケアマネジャーの中山です。

ある日突然、病院から電話がかってくる。。

「ご家族が転倒して入院されました」「認知症の症状が進んでいます」

「もうひとりでは暮らせない状態です」「退院後は、何らかの介護サービスが必要ですね」

そんな時、どうしたらいいか、どこに相談したらいいか分からない方がほとんどです。

介護保険の制度を使えば、自宅での介護も1~3割負担で利用する事ができます。

しかし、介護保険は市役所に介護保険の申請をしてから「介護度が決まり、サービスが使えるようになるまで」には、平均して約1~2ヶ月ほどかかります。

つまり、「困ってから申請しても、すぐには介護度が決まらずサービスが使えない」ことが多いのです。

だからこそ、早めの準備をしておくことが大切です

介護が必要になるのは、お父さんかもしれません。お母さん、祖父母、配偶者、誰でも起こり得ます。

その時に、「相談できる人がいるかどうか」で、受けられる支援の幅もスピードも大きく変わります。

杏の里では、こういった「最初の一歩」の相談を数多く受けています。

「退院するけど、介護サービスの準備が間に合わない」

「どんな支援が受けられるのか、何から始めればいいのか分からない」

「自宅で安全に過ごせるようにするには、どうすれば?」

こうした不安や疑問、すべて一緒に整理して支援につなげます。

介護申請は、困ってからだと時間が足りなくなることもあるのが現実です。

火災や地震などと同じように今は介護にも備えておく必要があります。

だからこそ、「今はまだ元気だけど、いつかは…」という段階での相談こそが、未来の安心につながります。